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父親からのやさしさ

私たち家族の写真

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三人の娘の父として、深夜に最も馴染みのある光景は、仕事の資料や会議ではなく、末娘が私の肩に寄りかかり、服の裾を握りながら童謡をねだる姿です。彼女は眠りが浅いので、私が抱いてゆっくり揺らし、小さく鼻歌を歌うと少しずつ目を閉じていきます。最初は、私が子どもの頃によく聴いた『小兔子乖乖』を歌いました。このメロディーが流れると、寄せた小さな眉は次第にほどけ、小さな頭がリズムに合わせてこくんと動きます。

それは私たち親子だけの寝る前の儀式になりました。ある日『小兔子乖乖』を歌い終えたとき、彼女が顔を上げて聞きました。「パパ、外国の子どもたちも、寝る前にこんな歌を聴くの?」

その瞬間、私ははっとしました。たった一曲の童謡が、子どもの世界への好奇心を呼び起こすなんて。輝く目を見つめながら、私は思いました。そうだ、アメリカの子どもには彼らの『小兔子乖乖』があるのだろうか。ドイツの童謡は違う旋律なのだろうか。世界中の童謡を集められたら、娘の好奇心を満たしつつ、寝る前に各国のやさしさを聴かせてあげられる、なんて素敵だろう。

こうして私は「国境を越える童謡探し」を始めました。昼の仕事を終え、夜に三人の娘が眠ったあと、パソコンの前で資料を調べます。中国の『茉莉花』の童謡、ドイツ版の『きらきら星』、フランスの軽快な『二匹の虎』の変奏まで、曲を見つけるたびにまず自分で歌ってみて、旋律がやさしく歌詞が健全であることを確かめ、丁寧に整理して保存しました。言語が分からないときは、その国の言葉が話せる友人に歌詞の意味を教えてもらい、娘に物語を伝えられるようにしました。

集めた童謡が増えるにつれ、もう一つの考えが芽生えました。娘と同じように、世界の童謡に好奇心を持つ子どもがきっとたくさんいる。もっと多くの親御さんが、子どもの寝る前により豊かな音楽の選択肢を望んでいる。ならば、これらの童謡をサイトにまとめて、多くの家庭とこのやさしさを分かち合おう。

こうして、 世界童謡楽園 が生まれました。集めた1000曲以上の良質な童謡を、国・年齢・テーマで分類しました。中国のクラシックな童謡から、アメリカ、フランス、韓国など30カ国以上の特色ある童謡まで、乳幼児向けの子守歌から就学前の教育歌まで、サイトで簡単に見つかります。私は各曲の原語もできる限り残し、子どもたちが馴染みのある旋律の中から、そっと世界への小さな窓を開けられるようにしました。

今では毎晩、末娘は自分で「外国の童謡」を選び、私の拙い発音の鼻歌を聴きながら、いつもとびきりの笑顔を見せてくれます。サイトに「子どもがドイツの『きらきら星』を好きになりました」「童謡で新しい単語を覚えました」といった声が増えるのを見ると、この取り組みを続けてよかったと心から感じます。

そうそう、童謡のほかに、もしお子さまが寝る前の物語も聴きたいなら、“beddystories”で検索してみてください。子どもたちのために用意したもう一つの小さな寝る前の空間です。物語と音楽で、すべての子どもが安心して甘い夢に入れますように。